夕方まで家で過ごしていた。
退職日が決まり、気持ちに区切りがついた。
上司ももう一つの教室より、私のいる教室へ滞在する時間が増えたので、
精神的な負担が減った。
同僚のアメリカ人の先生が授業に手を抜いても、
片付けをしなくても気にならなくなった。
気持ちが穏やかになり、漸く自分の事を省みることが出来る様になりつつある。
最終日である12月29日は、ウィンタースクールのメインアクティビティを担当する。
私が辞めることを知っている、長く教えている子供達はその日に申し込んでくれている。
午後のメインアクティビティも担当するつもりでいる。
精一杯良い授業をしようと思う。
図書館の帰り、教室で出すおやつを購入するためウェルシアに立ち寄った。
ポリ袋いっぱいのお菓子を購入して、自転車置き場に置いてある、
自分の自転車のカゴに荷物を載せた。
空を見上げると光が落ちていく時間だった。