今朝は中東料理のクッキングクラスへ行ってきた。
バス停に向かって歩いていると、雨がみぞれになり、雪になっていった。
寒さに震えながらバスに乗り、クッキングクラスの先生宅の最寄りのバス停で降りた。
大きなマンションの2階にあがり、ドアを開けて入った。
とても暖かくて、心地よい部屋だった。
天井は日本のマンションらしく低かったけれど、壁中に漆喰が、そしてその上にオレンジのペンキが刷毛の跡が殘るように重ねられていた。
カルフォルニアのベイエリアに1年間住んでおられたことがあり、その時に知り合った方にマンションの改修をお願いされたそうである。
生徒さんが6名揃ったところで、ウェルカムドリンクが運ばれて来た。
サハラブという寒い季節に飲まれる、ホットミルクドリンクだそうである。
ちょっと幸せな気持ちになった。
今日作る料理の概要を伺ってから、調理が始まった。
4品ともパレスチナ料理である。
同時進行だったけれど、調理方法がユニークだったのでわかりやすかった。
先生は少しだけうっかり屋さんで、可愛らしい人だった。
パレスチナのことを伺っている時、目が潤っておられた。
先生が調合された「キドラスパイス」を分けて貰った。
主にお米料理に使われるそうである。
お米料理は中東ではご馳走になり、お客様にお持てなしする時は必ず出てくるそうである。
お米を食べるのは昼が多く、朝と夜はパン(ピタなど)を食しているとのことだった。
今日作った4品は日常で食べられるものなので、比較的手に入りやすい材料が多かった。
体に優しい食事をいただいた。