菜食レストランでランチをいただいた。
ピアニストのYさんとレストランで待ち合わせをした。
簡単に行けるだろう、と思っていたが、行けなかった。
暖かい日が続いていたので、春の装いで自転車を走らせていたが、風が冷たく凍えてしまった。悴む手にiPhoneを持ちながら暫く鴨川沿いを彷徨っていた。
京都の道は全然わかり易くない、といつも思う。
お店にたどり着き、自転車置き場にあるYさんの自転車を確認して降りた。お店の人が出て来て、自転車の置き場所を作ってくれた。
お店の中は心地よく暖かかった。
お客さんの半数以上は外国人だった。
イタリア人のオーナーさんが注文を取ってくれた。
2人ともワンプレートをオーダーした。
店内は広くはないのだけど、心地よかった。
ユニークな改修をしているので、興味深く拝見した。
目の前にある棚に「風の谷のナウシカ」の単行本が置かれているのが、視界につねに入っていた。
まず菊芋のスープが運ばれてきた。
美味しくて温まった。
そしてプレートが運ばれて来た。
とてもきれいで、美味しそうだった。
見た目に負けない美味しさなので、食べ終えるのが勿体なく感じた。
材料の組み合わせが斬新でとても楽しかった。
お店のある建物は元々アパートだった。
オーナーさんたちが自分たちで改修していて、まだ完成していないそうである。
ステップや、ベンチ、テーブルの高さはちょうど良いので好感を持った。
本当に居心地が良かった。
また行きたい。