3人が私の滞在先に来た。
4人で日本人学校へ向かった。
約90分かけてたどり着いた。学校は今日まで休みということでとても静かだった。龍玖は校長先生と面接をしている間、願書などの書類に記入し、その後学校についての説明を受けた。
生徒数は以前の学校の3分の1くらいだと思われる。龍玖のクラスは10人前後である。郊外に位置しているので通学バスを利用させてもらうことにした。念願のフランス語の勉強は週2時間行われる。初めは不安そうだった龍玖も日本語の環境に戻り安心したみたいだった。
駅に戻り、簡単に食事をした。私のパニーニは普通に食べられたが、瑞麗さんと龍玖のサンドウィッチは食べられたものではなかったらしい。フランスでも美味しくないものが有る様である。
龍玖の学校で必要なものを買いにMalaisへ向かった。無印良品で龍玖は服を買ってもらい嬉しそうだった。立ち寄ったユニクロの立派な店構えと内装に驚いた。来ているお客さんも優雅で、着る人次第でも同じ服がこんなに変わるんだ、ということを改めて知った。
簡単に食事をしてからそれぞれの滞在先へ戻った。
帰宅して暫くするとEさんが帰ってきた。近所にあるフランス料理店へ連れて行ってもらうことになった。大きなテラスがあり、雰囲気のあるお店だった。Eさんが頼んだフォアグラを少し分けてくれた。人生で一番美味しいフォアグラだった。
Eさんには面白い話をたくさん教えてもらった。ヨーロッパの国々についての深い話を色々伺った。国境が繋がっていると色々なことがあるらしい。