１時から建築士さん、そしてヒショさんとミーティングがあった。アメリカからメールで要望してきた事柄を伝え、キッチンの寸法の変更、リビングルームの寸法、及び配置の変更を聴いた。
２時少し前に兵働さんが来た。びしっと筋の通った、でも茶道具の作家にふさわしい、繊細さを持った職人気質の方だった。
まず度重なる変更をお詫びした。２階の２箇所の本棚は８月から、元仏間を利用した書斎机の奥にある本棚は工事が終わりかけに取りかかって頂くことになった。
お茶を光悦寺で習っていて、毎週火曜日に北区に来られるらしい。その作法は「男の茶道」と言われているとのこと。お茶の世界にいる男性はとても面白いけれど、女性のお茶の世界には関わりたくない、とおっしゃっていた。
兵働さんが帰られてから、建築会社の方とミーティングをした。壁に塗る土壁とプラスターのサンプルを見せてもらった。
土壁の方は、現存している土壁のこそげの部分と合うように、もう少し明るめの色を出してもらえないか、とリクエストした。プラスターの方はオフホワイトを選んだ。
それから電気工事の方が来て、一緒に家の中のスイッチ、コンセントの場所を確認した。便利さよりも景観を優先しているので、出来るだけ目立たないところに付けて貰うようにお願いした。
内容の濃いミーティングだった。これを全部英語にして報告しなきゃいけないのか、と思うとちょっと億劫だけど仕方が無い…。
