エムジーの夏の大感謝祭の賞のうちのひとつ、山陰１日旅行が当たったので行ってきた。
まず兵庫県のどこかにある宝石の加工販売をする私設へ連れていかれた。それから２時間半バスに乗り、旅のハイライトのひとつである鳥取砂丘へ行った。鳥取砂丘を見るのは初めてだったので楽しみにしていた。砂丘は思っていたよりも小さかったが、それでも丘を登り眺めた風景はなかなか良かった。
ちなみに「砂の女」は浜岡にあった砂丘で撮影されたらしい。日本に砂丘がいくつもある、と知らなかったので、私は鳥取砂丘で撮られたものだと思っていた。浜岡砂丘は現在の鳥取砂丘よりずっと広かったらしい。しかし原子力発電所が建設されたため、砂が運ばれなくなり消えてしまったそうである。砂丘を観ていたらまた「砂の女」を読みたくなった。
その後浦富海岸へ行き、遊覧船に乗って「山陰の小松島」と呼ばれる島めぐりをした。荒々しい日本海の波に浸食された島々を見るのも面白かったが、深い蒼い海の色が印象的だった。
その後物産店に立ち寄ってから帰路に着いた。途中雨が降り始め、３０kmの渋滞があったそうだが、バスの運転手さんが裏技を使って定刻通りに北大路駅に戻って来た。私は殆どの間眠っていた。隣に座っていた女性に「峠を越えた時はすごく恐かったわ。あなたは眠っていて良かったわよ。」と言われた。
鳥取砂丘のそばで頂いた昼食は、びっくりするくらい美味しくなかったけれど、楽しい一日旅行だった。
