荷物検査があり、瑞麗さんが自分のバッグの中を見せた。キャンディーがぎっしり詰まったバッグを見て、セキュリティーの女性が笑っていた。瑞麗さんはお腹が空いていたが、レストランは８時からの営業だったため、カフェテリアでヨーグルトを食べさせた。暫く休憩してからチケットを買い一番下の階から観て行くことにした。
今回の展覧会は大学や美術館館員のような、アカデミックな分野からではないキュレーターを選び、彼らに作品を選ばせ展示していた。それぞれ独立したギャラリーが大きな館内に点在している、といった印象を受けた。しかしそのひとつひとつがレベルが高く、とても半日では全部観れなかったので、３分の１だけ観た。
