昨晩、瑞麗さんと京都へ向かう電車に乗っていた。
私は窓際に瑞麗さんは通路側に座っていた。
淡路駅に着いた時、60代後半の女性が乗って来て、瑞麗さんの横に立った。
瑞麗さんは私と荷物を整理してから席を立ち、その女性へ譲った。
その女性は桂駅で降りる際、お礼を言いながら花を差し出した。
その花の名前を女性は言い掛けた時、電車が停まりドアが開いた。
瑞麗さんは照れながら花を受け取った。
帰宅してから花を生けている時に、その花の名前を思い出そうとした。
どうしても分からないので、春の日本の草花で調べたら、
「ミヤコワスレ」だった。
紫の花は見た事があったけれど、ピンクは初めてだった。
私は菊の葉が好きではないので、キク科の植物は自分から飾る事はない。
この種類の葉はあまり主張していないので好きである。