雨がよく降っている。
また台風が近づいている。
今回は太平洋側を通過していく、とのことだった。
今日は秋分の日である。
昼と夜の長さが同じだと言われているけれど、実際は昼の方が少し長いらしい。
先週末、久美浜にある和久傳の工場と美術館を4人で訪ねた。
至る所に彼岸花が柔らかな絨毯を引き詰めるように咲いていた。
母が「彼岸花とはよく言ったものね。お彼岸になると一斉に咲き始める。」
と言っていた。
父はこの赤い花がとても好きだったそうである。
子供の頃、彼岸花を摘もうとしたことがある。
「その花は摘んではいけない。」
と両親に注意された。
その名前の意味を知ってからは、私たちのために咲いている花ではないんだ、と思うようになった。
今、花を開いているそうである。
この週末に立ち寄ってみようかと思う。