数日分の睡眠を摂った様な気がする。
先日社会派のパン屋さんへパンを買いに行った。
目つきの鋭いおばさんが一人で店番をされていた。
くるみパンと普通のパンを1斤ずつレジに持って行った。
パンのスライスが苦手なおばさんに
「パンはカットした方が良いですか。」
と不安そうな眼をしながら訊ねられた。
「いいえ大丈夫です。」
と答えたら安堵された様子だった。
お昼過ぎにお腹が空いたので購入したパンをスライスしていたら、
パン切りナイフが滑って左手の人差し指に刺さった。
注射以外で金属が体に入る感触を味わうのは久しぶりだった。
数滴の血がまな板とスライスしたばかりのパンに落ちた。
パンに血が載っている様子を見たのは初めてだった。
不思議な気がした。
探していたカレンダーを取り扱っている会社は
今年は1社だけだけだった。在庫なしと出ていたけれど、
諦められずメールで問い合わせをした。
ページ1枚目が少し痛んだ状態のものなら在庫があります、
と返事が来た。
そちらを購入できる様に時間を合わせてネットに載せて
貰う事になった。これはバウハウスのカレンダー以外で
初めて気に入ったものである。
とても嬉しい。