やはり検査は受けなければいけないでしょう、ということで今からシャワーを浴びて病院へ行くつもりだ。
ブリブリと龍玖が８時半に家を出る際一緒に車に乗せてくれる、と昨晩計画していた。しかし７時１５分起床でお弁当を作っていたらそんなことは無理だった。なぜ弁当を作るのに７０分もかかるのか、とブリブリに言われた。お弁当３人分はサンドウィッチのようにはいかないのだ、と言った。いろいろ下ごしらえを昨晩しておけばよかったのだが、怠けてしまった。仕方ないのでのんびり歩いていこうと思う。予約も入れないで行けばいいので気楽である。１時間強病院で拘束されるのでなにか読み物を持っていこう。
２日前つった左足がまだ痛む。椅子に座っているとなんだか体重がすごくかかっているな、という感触が。骨格は変わらないのに、急にプラス１５キロの肉がついたらやはり負担だろう。
おもしろそうな企画を見つけた。
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http://www.dialoginthedark.com/
しかしタイトルもかっこいい。東京だけというのはなんとも残念だが、どうせ臨月の体
で挑むのは無理であろう。またまた村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を思い出す。あの作品の中の１シーンがこのような感じではないかと思った。
この作品は今の私に過大なる影響を及ぼしている。
病院へ向かっている時無性にアイスクリームが食べたくなった。病院から３ブロックほど南に行ったところにアイスクリーム屋さんがある。１００種類近くフレーバーがある有名なお店である。帰りにそこへ行こうとバスの中で決めていた。病院に着いてチェックインをし、検査室へ向かった。そこでグルコーズのえらく甘い液体を３００ミリリットルほど飲まされ、１時間後戻ってくるよう指示された。ロビーで新聞を読んだりして時間を潰し、検査室へ戻り採血された。病み上がりなのですっかり疲れてしまったが、あの甘い液体のおかげでアイスクリームへの欲望は失せ、Valencia St.にあるイタリアンデリカテッセンへ行き、ラビオリ、ミートボール、パスタを買って家へ戻った。戻ってきてからやっぱりアイスクリーム食べたらよかった、と後悔している。
