これも昨日の事です。
お客さん（発音が似ているのでミカさんと呼びます）と彼女の友人Jさんからディナーパーティーへの招待を受けた。
ミカさんに何を持参したらいいか、と訊ねたら「お花がいい。」と言われたので、谷川花店で花束を作って貰った。午後８時過ぎにレジデンスへお伺いした。レジデンスの人たちの居住スペースがある３階へ行くと、既に他に招待されていた方たちが来ていた。レジデンスのJさんは茶道をベースにした作品を制作されている。お茶の教室で知り合われたという方が３人、レジデンスのアーティストが４人の９人で食卓を囲んだ。ミカさん主導で用意されたサラダとパスタはとても美味しかった。
数週間したら８年間暮らした京都を離れ東京へ引っ越される、というスイス人の男性とお話しをした。「東京へ引っ越して、京都を恋しく思うと思うか。」と訊ねたら、「分からないけれど、今はそんなことはない、と思っている。」「大阪や東京にいる時は良い友人と巡り合ったけれど、京都ではなかった。でも東京へ移ると決まった途端に出会いが続いていて、少しびっくりしている。」と答えてくれた。「私は反対に長く暮らしたサンフランシスコよりも京都で沢山の出会いがあった。」と話した。タイミングですよね、と２人で頷き合った。
レジデンスの共有スペースに畳を敷いた一角がある。一息着いた後、そこでダンサーのUさんがお茶を点ててくださった。彼女は茶道の動きを取り入れた舞踏を研究されている。独特のお点前でとても印象深いお茶会だった。
お茶会の後、かわいいデザートをテラスでいただき、午前１２時頃お暇をした。ものすごくモダンで広々としたスペースを各自専有しているし、費用はかからないし、ロケーションは最高なので、彼らのことを羨ましく思う人は多いだろうな、と思った。
