中世美術館へ行って来た。
ここに来るのは3度目である。帰国する前に、もう一度じっくり見学したいと思っていた。美術館周辺はかなり大掛かりな改修が行われていた。ちょうどお昼時だったので、建物に入るまで続く庭で昼食を摂ったり、コーヒーを飲んでいる人がいた。
以前よりも展示されている作品数がずっと少なかった。ここのコレクションの筆頭である、一角獣のタペストリーは見られなかったし、私が好きだった14世紀頃作られたマリア像も見当たらなかった。時間があったので、各部屋に置かれている、展示物についての説明書を読みながら見学をした。
いつ見てもこの頭部を落とされた聖人の像はインパクトがある。
キリストが洗礼者ヨハネから洗礼を受けた場面。聖霊である鳩のような存在(鳩、と明言してはいけないらしい)が舞い降りて祝福している。
iPhoneのホーム画面にしているくらいここの天井が好きである。
もっと写真があるのだけど、余りに多いので載せきれない。今回はゆっくり廻れたので幸せな気持ちで美術館を後にした。