今朝５時過ぎに目を覚まし、トイレへ行った。龍玖が起きてきて、暗闇の中トイレの前でじっと私が出てくるのを待っていた。一緒に龍玖の部屋へと戻る。昨晩家で仕事をしていたブリブリが、終わってから龍玖の部屋へ来た。龍玖は興奮状態にあり、なかなか寝付かず、私たちの上をいったり来たりしていた。そのままシングルベットに３人で川の字になり眠り込んでしまう。龍玖は寝返りもあまりうたず、気を付けの体制で横になたままぐっすり眠っていた。といっても２度起きたのだが。
今日は第１火曜日である。サンフランシスコアジア美術館の見学料が無料の日だったので、龍玖と訪れてみた。閉館１時間前にもかかわらず、玄関外まで人が入館するために列を作っていた。入ってみると特別展の「ゲイシャ展」はすごい列が出来ていたので、今回は館内を見学するだけにした。元々はなんのための建物だったか忘れたが、ここの建物は一時市の中央図書館として使用されていた。少しその頃の記憶があって建物の中をめぐってみて、うまく良いとこ取りをしているな、と感心した。大阪の中央公会堂のような感じで中は近代的である。真ん中の通路は吹き抜けになっていて、さらに天井が天窓になっており、光がたくさん入ってきて心地よい。渡り廊下はメタルのストライプで作られているので、渡っている人の姿が下から見える。私は高所が苦手なので、あまり気持ちよく渡れなかった。龍玖はそれを察してか、そこを自分では渡ろうとせず、廊下の横で眺めているだけであった。２階に回廊があり、龍玖をベビーカーから降ろしてしばらく遊ばせた。
