フィリピンのルバング島で、３０年間任務を全うするために隠れていた小野田寛郎さんがブラジルで勲章を貰った。彼が島から戻ってきた時のことはおぼろげに覚えている。帰国して３年後移住されたことも思い出した。まだご健在で様々な社会奉仕をされているらしい。もう志しが全然違う。龍玖がもう少し大きくなったら、彼の主催する自然塾へ一緒に参加してみたい。
「pork store cafe」というところでスーザンさん一家、ブリ両親たちと朝食。あまりアメリカスタイルの朝食は好きでは無い。飽きてしまうのである。日本食というかごはんベースだったらとんかつでもキムチでもオーケーなのだが。
朝食が終わってから米を買いに日本町へ行く。のちアメリアちゃんのクリスマスギフトを探しにフィルモアストリートへ繰り出す、がこれというもの無し。彼女はかわいい高価な洋服をたくさん持っているし、本もぬいぐるみいっぱいあるしで、何も必要なさそうである。こういうのは困ってしまう。龍玖は慎ましい生活をさせられているので何を貰っても喜びである。
夕方ブリ両親のところへ行く。スーザンさん一家とブリママの友人のテイ＋マイクさんカップルがやってきた。ブリブリ一家はクリスマスの夜にチーズフォンデュを食べるのだが、今年はカナダへ帰らないのでせっかくだから今晩やろう、ということになったのである。たくさんワインを使う料理なので、ブリママがお酒がだめな私と子供達のためにキッシュを用意してくれる。暖炉に火を入れ、リラックスした内輪だけのパーティだった。
