電化製品の品質は値段に比例すると実感している。
去年購入した３０００円のヒーターはスイッチが入っているのかどうかも分からない微妙な温風を提供してくれていた。
寒さに弱いNさんから譲って貰ったヒーターは、定価３万円だけあって強力で、足がホカホカするし、体ももわっと暖かくなる。ガンガンきている、といった感じである。液晶テレビみたいな形状をしているせいか、デスクの下に置いてあるヒーターを見て、家人に「テレビを買ったのか。」と訊かれた。
もうブラックジャックの手術用簡易ビニール袋を妄想する事も無くなった。去年の今頃は、寒過ぎてアトリエに１時間以上滞在する事は出来なかった。今は幸福感に満たされている。ふとん乾燥機との強力タッグで、今年は暖かく越冬出来そうである。
