おしゃれなお店をひとつ観た後、トルコ料理店で夕食を頂いた。その時に飲んだお茶が美味しくて、もっと飲みたいと思い、お店を探している時に見かけた素敵なカフェ／バー／レストランへ立ち寄った。ちょっと敷居が高そうだったが、旅行者だしいいか、と思い切って中に入った。
表の窓際に席があったので座った。お茶を飲みながらガイドブックを静かに読んでいた。隣の席に男性が２人、フランス語を話していた。そのうちの１人が私のガイドブックを見て、面白がって話しかけて来た。旅行者なのか、フランス語は話せるか、とか色々訊かれて答えているうちに、「良かったらこちらの席へどうぞ。」と言われたので、お言葉に甘えてそちらへ移った。
どこの美術館がお薦めか、とか言った話から、お二人が画家ということがわかり、アートシーンの話になった。２人ともベルリンに移り住んで７年くらい経つと言っていた。ここで制作して、ヨーロッパのいたるところで発表をされているそうである。ベルリンでなければいけない、といった風ではなく、むしろ場所はあまり関係ない、とおっしゃっていた。制作が出来る環境であればどこでも良いのだろう。刺激を求めてここにやって来るんだ、と思っていたので少し驚いたが納得した。９時過ぎに昨晩は午前３時半就寝でものすごい寝不足だったし、お茶を飲み終わったのでお暇を告げた。
