ピアニストのYさんと喫茶店で待ち合わせをした。
今月一杯で閉店すると言うそのお店は、四条河原町から歩いて数分の所にあった。
居心地は良かった。
私の身近な人たちの話をした。
Yさんは大阪へ向かい、私はそのまま帰宅した。
夕食を作り、瑞麗さんと一緒に喰べた。
瑞麗さんがiPhoneを見ながらお味噌汁の入ったお椀を
取ろうとしてお椀を倒してしまった。
勢いがついていたので、向かいに座っていた私の所にまで
お味噌汁が飛んできた。
流石にまずい、と思ったのか、自分で床とテーブルを片付けてから
またゆっくりとご飯を喰べていた。
「早く喰べて。」と言ったら、俗語で返されたので、
iPhoneを1週間取り上げられるか、食事の用意を5月一杯まで
自分するか、どちらが良いか訊ねた。
iPhoneを取り上げられると友人と連絡が取れなくなるので、
食事の用意はいらない、と答えた。
瑞麗さんが料理できるように、冷蔵庫には食料品を充分入れて置く様にする。
必要な材料は私が購入するし、
お弁当を自分で作ったとしても、昼食代は渡す事にした。
瑞麗さんがこれを機会に、料理が少しでも出来る様になれば良いと思う。