鰻をいただいた後、瑞麗さんは友人と勉強をする、と言って地下鉄の駅へ向かった。
私と妹は上野へと足を向けた。
東京都美術館に到着してすぐカフェでコーヒーとケーキをいただいた。
一息ついてから、特別展へ向かった。
レオポルド美術館所蔵のEgon Schiele展である。
Egon Schieleの展覧会を観るのは初めてだった。
大抵の作品を観たことがある、と思っていたけれど、初めて観るものが沢山あった。
レオポルド美術館の元館長は、クリムトやSchieleなどの作品を観ながら育った、というマウジーさんの話を思い出しながら、観賞していた。