今新幹線に乗っている。
瑞麗さんのマンションに泊まり込み、部屋の片付けをした。
片付けは得意ではないけれど、職場では上手く出来ていた。
同僚や生徒が使いやすいようにする、という目的が見えていたからだと思う。
瑞麗さんの部屋は彼女の空間であり、彼女の暮らしやすい様に自分でセッティングするべき
だと思っていた。
瑞麗さんから「片付けて欲しい。」というお願いテキストが来た。
なんにでも明確に意見を持ち、それを言葉にする瑞麗さんが気に入る様には出来ないだろう。妹と話した時、気持ちが乗らない、と言うと、
「仕事だと思ってやるんだ。」
と言われた。
今年は瑞麗さんと龍玖が京都へ帰って来た時に、ゆっくり一緒に過ごす、というのがresolutionのひとつなのである。
それで行く決心をしたのだった。
洗濯物を6回回して終わらせて、ご飯を4回炊いて冷凍ストックを作った。
デスクを使える状態にして、全ての物の場所を決めた。
玄関の靴箱の上は可愛く小物を置いた。
ティーンエイジャーの女の子の部屋らしく見える様になったと思う。
瑞麗さんの暮らすマンションは、最寄りの駅から徒歩で20分以上かかるけれど、景色が良いので苦にならない。
駅へ向かう途中で写真を撮った。
次回のTokyo visitは今月末である。