とうとう龍玖は卒園してしまった。心配していたお遊戯は難なくこなしていた。英語劇では主役級の役をもらってがんばり、見ていて胸が熱くなった。毎年恒例の「大きくなったらなにになりたい？」の質問には「先生」と答えていた。そんなこと今まで一度も言ったことがなかったのに、言うように言われたようだ。なんと答えるのだろう、と思っていたが、以外な答えだった。レンジャーマンの踊りでは戯けながら踊り、観客のお父さん、お母さんたちの笑いを取っていた。彼に流れる血がそうさせていたのだろうか。あれだけの演目を教えるのは大変だった事と思う。先生方おつかれさまでした。
この日にもらった風船は未だにガスが抜けずに浮いている。（６月２６日）始めにもらった５個のうち２個は浮力がなくなったので、取り除いたのだが３個はまだ健在である。
