朝必死にゴミ出しと用意を済ませ、３人で家を出た。
瑞麗さんを学校へ送り届けた後、その足で四条河原町へ向かった。駅で母に電話をして１２時に難波で会う約束をした。まだ時間があるので、「貴婦人と一角獣展」を観ることにした。地下鉄、バスに乗り換えて、大阪国立国際美術館に着いた。平日の１０時過ぎだったので、さほど混んでいなかった。絵柄が思っていたよりもずっと複雑だった。女性の服や装飾がとても綺麗で、ドレスのドレイプの細やかな描写に感嘆した。アメリカでもそうだが、タペストリーはどこの美術館に行っても展示されている。どれも古いので、色が抜けていて目立たない。なので今まで興味を持って観た事がなかった。ゆっくり鑑賞する事が出来て良かった。
美術館を出て、難波へ向かった。母と落ち合い、福喜寿司でちらし寿司を食べた。鯛の昆布締めが美味しかったので、家でもやってみようと思った。食事の後、母と分かれて帰途に着いた。伊勢丹で弟が展示会をやっていたので立ち寄った。
