lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

Tender is the Night

今日は晴れている。

風は相変わらず冷たいけれど、気温は昨日より数度高いので少し過ごしやすくなった。

今朝は瑞麗さんと龍玖と別々に話した。瑞麗さんは今は落ち着いているみたいである。時間があれば龍玖が暮らしている、おばあちゃま達の家で過ごしている。

今日(British Columbia州では土曜日)はお父さんと奥さんがスーザンさんとケヴィンさん、そして共通の友人夫婦の6人一緒に、バンクーバーにあるレストランで夕食を摂る事になっているそうである。瑞麗さんのお父さんの最初の奥さんと、その戸籍上の旦那さん、その3人の共通の友人夫婦(元々はケヴィンさんの友人)そして現在の奥さんという組み合わせである。

瑞麗さんはバンクーバーへ1人で買い物へ行く予定だったのだけど、フェリー乗り場まで行くバスの時間が合わず、月曜日の祝日に行く事にしたそうである。バスが来るのが3時間に1本だときちんと予定を立てて準備しないといけないと思われる。

瑞麗さんは最近"The Great Gatsby"を読んだそうである。この本がティーンエイジャー対象としている、現代小説以外では初めての本格的な小説だ、と言っていた。感想は聞きそびれたので、次回話した時に聞いてみようと思っている。

私がフィッツジェラルドの作品を読んだのは21歳の時だから、今も同じ感想を持つかどうか分からないけれど、"Tender is the night"が彼の作品の中では好きだった。

wikipediaでその作品の記事を読んでみた。この作品には2つのヴァージョンがある。私が読んだのはオリジナルの方である。時間軸通りに進行するらしい改訂版より、オリジナルの方がより作家の作風に忠実なのではないか、と思っていた。記事を読み進めると、改訂版は作者が亡くなった後、友人と批評家が作者が残したメモを参考に、時間軸に忠実に編集した版だそうである。改訂版は出版された当時あまり良い評価を受けなかった、とwikipediaに書かれていた。

編集という作業は小説やマンガ、映画でも、とても大切な工程なんだ、と思ったのだった。