lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

火曜日

あまり曜日には関係の無い日々を送っている。

お客さんは昨日大阪へと向かわれた。とても静かな思慮深い方達だった。男性はパリ出身、女性の方はコルシカ島で生まれ育ったそうである。失礼かもしれませんが、と前置きして「家を購入しても、島に貢献しないと家が無くなってしまう事があると聞いたのですが、本当ですか。」と訊いてみた。

お二人とも「うんうん、そう言う事もある。」と頷いておられた。

島の写真を見せて貰ったが、本当に綺麗だった。

昨日は午後10時まで仕事だった。今日と明日は日勤である。今晩は合唱団の練習がある。統括の上司が東京へ異動されるため、今晩送別会がある。ご挨拶だけして滋賀へ行こうと思っている。

合同練習

旧大津公会堂へ初めて入った。

周囲とは随分違った雰囲気の素敵な建物だった。

3階のホールで練習が行われた。今日の先生は10月のコンサートの際、エヴァンゲリストのパートを歌われるそうである。とても良い声の方だった。発音と発声、そして強弱のつけ方について、細かい指導を受けた。いつもの倍以上の人数で歌ったので、とても気持ちよかった。マタイ受難曲はインベンションの左手みたいに、ソプラノだけでなく、アルトもテノールもバスにも美しい旋律があるので、どのパートを聞いていても感動するのである。

休憩を2回取ると時間が勿体無いと言う事で、3時間中10分だけ休憩になった。あまり高い建物がないので見渡しが良かった。

まだまだ私は練習が足らないので、コーラスのパートがある部分を聞き込んでいる。意味を理解しながら歌うのは気持ちが篭っていいな、と思う。

エヴァンゲリストの先生が、大阿闍梨に「形から入るか心から入るか。」と言う問いかけをされたそうで、その答えは「形から入るに決まっている。」だったそうである。

それには激しく同意する。

マタイ受難曲はやっぱりドイツ語で歌うのがいいな、としみじみ思った3時間だった。

ちょっと気が抜ける

自転車の鍵が見つかった事がじわじわと喜びになっている。

お客さんと少し話をした。今日はどんな日だった、と訊かれたので、つい一応の流れを話してしまった。お客さんたちはあまりの観光客の多さに疲れてしまい、早めに帰って来た、と言っておられた。

明日朝食を用意すると言って居たが、竜安寺に行かれると聞き、それなら午前8時の開門と同時に入った方が良いから、明後日にしましょう、という事になった。

まだ駐輪場にいる時、自転車の鍵が職場に落ちていないか、と思いホテルへ電話した。午後5時から出勤している同僚が出て、社員さんたちは帰宅したし、チェックインの方も落ち着いたので、少し探して見ますね、と言ってくれた。鍵にはビックベンのキーホールダーが付いている、と説明していた。10分後、電話をくれた。

「確認ですが、エッフェル塔のキーホルダーではないですよね。」

「はい、それはロッカーの鍵に付いているキーホルダーです。自転車の方は『ビックバン』です。」

と答えたら、横で瑞麗さんが「ビッグバンと違う、ビッグベン!」と大きな声で訂正して来た。それで慌てて「ビッグベンでした。」と言い直していたのだが、確実に同僚にも聞こえていたと思われる。

また話の種にされてしまうかもしれない。

でもいいよ、と思えるくらい、今は自転車の鍵の発見が齎した心弛びに浸っている。

めちゃくちゃな日

自分の間抜けさに心から嫌になった日だった。

朝出勤途中からお腹が痛くなった。職場にヨレヨレと辿り着き休憩して居たらなんとか立ち直った。バタバタとして居たが、仕事はやり終えて帰途に着いた。疲れて机にうつ伏せになり30分程眠った。そうしてリフレッシュした後、ピアニストのYさんのリサイタルへ向かうため家を出た。会場が住宅地に位置して居て、非常に分かりにくいという事で、Yさんは演奏前なのにわざわざメッセンジャーで道案内をしてくれた。予め家を出る前にGoogle mapで所在地を確認して居たし、Yさんの案内もあるから大丈夫、と思い、Yさんに「分かりました。午後5時には着きます。」と答えて居た。

そうして淡路駅に着いた。道案内通りに歩いている、と思い込んで居た。迷いに迷い、たどり着いたのは午後6時だった。当然Yさんの演奏は終わって居た。傷心のまま最後の2曲を聴いた。

コンサートが終わったので、もう帰ろうと思いYさんにテキストを送った。そうしたらパーティーに是非参加して行って、とお誘いいただいたので、少し残る事にした。Yさん一家の友人という方が居たので少し話をした。そして20分ほどしてからお暇した。

道中、定期券の在りかの確認をした。そして自転車の鍵を探した。あれないな、と思いながらごそごそして居た。最寄りの駅に着き、自転車置き場へ行ってバックの中の物を全部取り出した。自転車の鍵は見つからなかった...。

瑞麗さんに電話を入れた。15分程して自転車置き場へ来てくれた。一緒にドーナツを買って座って食べた後、瑞麗さんは帰途に着き、私はバンのタクシーの予約をしてから家へ戻った。

そういえばバッグを行きしな替えたんだ、と思い出し底を探ってみた。鍵がバッグの底にひかかって居たのだった。脱力してぼんやりしながらこれを認めている。

eyes are wide open

また昼寝をしてしまった。

それも3時間近くである。さすがに寝過ぎだと思っている。

今日は午後1時で終業だった。社員さんが5月1日付で東京へ異動になられた一番上の上司の送別会の場所を教えてくれた。そんなに新しい人は来ず、今の職場からは社員さん2人と私だけである。前の職場からは5人来られる。私の苦手な方々を含め、今年に入り異動されて来た社員さんの、かなり会いたくない方も参加されるという事で、2人で嫌ですね、と話していた。私は義務としてその場に居なければいけない訳ではなく、その上司にはお世話になったので、ご挨拶をさせて貰ったら速攻お暇しようと思っている。合唱団の練習日なので、遅れて参加するつもりである。

今日到着されたお客さんはとても穏やかな方々である。合計北は日光から南は石垣島まで15日間の旅を続けておられる。京都の観光客の多さにビックリされて居た。

明日も午後1時まで仕事である。一旦帰宅してから淡路へ向かうつもりである。

瑞麗さんの新しい日常と大型連休

バスケット部に入ってから毎日練習が続いていた。放課後30分間ランニングをして疲れた、とか、先輩たちがかっこいい、など、後は新入生のエピソードを楽しそうに聞かせてくれていた。だけど、午後7時から始まる塾に行くのは辛そうで、今日は疲れたので行きたくない、と言って来るのだけど、実際に休む事はなかった。

3日前、クラブ活動から戻って来た瑞麗さんが涙をためながら「この状態で受験勉強をやって行く事は難しい。バスケは好きだけど、もっと身体的に負担のない部活に替える事にした。」と言って来た。部活動を変更する時は、保護者が担任の先生に伺う事になっているので、直ぐに学校へ電話を入れその様に申し出た。

昨日バスケット部の先生に退部届を出したらしい。美術部への入部は連休明けになるそうである。それにしてもなぜ美術部なのか、と訊いたら「絵が上手くなりたいから。」と言ったのでビックリした。絵を描いているところはこの5、6年見た事がない、と言ったら、実は暇を見つけては描いている、という小さな絵を見せてくれた。小学校の時の男の子の友達も褒めてくれた、と嬉しそうに言っていた。それに美術部には小学校からの友達も数人いるので、楽しみにしているそうである。

塾は月火木金とあり、水曜日は日本舞踊のお稽古がある。週末は今も空けている。今日は中間テスト2週間前になるらしい。片付けと掃除が終わったら瑞麗さんの勉強に付き合って、それからフィナンシェを焼こうと約束している。明日の午後1時頃お客さんが金沢から来られる。瑞麗さんに家でお迎えする様にお願いしている。私は午後2時前には帰宅する予定である。

5日には大事なイベントがある。ピアニストのYさんも演奏するリサイタルへ行く事になっている。Yさんから招待券を頂いた。午後1時に終業したらその足で淡路まで行く予定である。6日は京都混声楽団と私の所属する合唱団との合同練習がある。なかなか盛りだくさんではあるが楽しい連休である。

accende lumen sensibus

至る所に厚く積もった埃を払う作業を断続的に行なっている。

4日にお客さんが来る。3泊される事になっている。

他は予約は入っていない。

明日は日勤、明後日3日は公休日である。部屋に飾る花を買いに行こうと思っている。

4日、5日は午後1時まで、6日、7日は休みを取っている。6日はもう一つの合唱団との合同練習が大津である。大勢で歌うのは感動する、と団員の人がおっしゃっていた。かなり楽しみにしている。

今日のテーマ音楽はマーラーの第8番である。凄まじく壮大な第1章は作業が捗るけれど、幻想的な第2章は聴き入ってしまう。マーラーを聴くのは久しぶりである。ドイツ表現主義は突き抜けていて好きである。

 


Mahler 8 Sinfonie »Sinfonie der Tausend« ∙ hr Sinfonieorchester ∙ Paavo Järvi

酒盗とうふを喰べる

パリに居た時に知り合った女の子のお母さんと、その人の長女さんと瑞麗さんの4人で夕食を共にした。お母さんと会うのは2年ぶりくらい、そして長女さんと会うのは初めてだった。とても日本が好きなご家族で、今回は長女さんが20歳になったお祝いと、お母さんは50歳のお祝いに日本に来させて貰ったそうである。

長女さんはとても聡明な方で、静かに話す様子が好ましかった。彼女は始め弁護士を目指していて、第一志望である最適な学校へ入学したのだが、1年で違和感を感じ学校を辞めたそうである。第二希望の学校はフランス独自のシステムの関係上選ぶ事は許されず、彼女の第7希望の学校へ通う事になったそうである。

途中で投げ出しても次に繋ぐ事が難しいので、今籍を置いているプログラムを終わらせる事にした、と言っておられた。3年のプログラムで、後1年で終了だが、その後修士課程のコースへ進むそうである。東京に住んでみたいそうで、1年間でもインターンシップを出来ないか、と模索しておられるらしい。

お母さんは今の生活にとても疲れている、と辛そうにしておられた。ご主人がドバイに単身赴任されているのだが、リタイアする事を決めたそうである。彼が2人の暮らすチェンマイに引っ越して来たら、お母さんは暫くの間何処かへ一人で暮らしたい、とおっしゃっていた。京都に住んでみたい、という事で「何に興味がありますか。」と訊いた。彼女の興味の対象は私にはあまりにも疑似科学的過ぎるので、ご一緒はしたくないが紹介くらいは出来るので、もし来られるのなら情報を差し上げるなどの協力はしようと思っている。

宵寝

夕食後、2時間ぐっすり眠った。

最近はまた宵寝をする様になった。そして午前1時から2時まで起きている。

これが一番自分に合った睡眠パターンだと思う。

前夫がゴールデンウィーク明けに自分の荷物を移動させる事になった。家からソファーが無くなる事になる。自分は滅多にしない昼寝以外では使わないのだけど、無いと来客の時に不便なのかな、と思っている。

ダイニングに置いている椅子も2つ無くなるので、また買わないといけない。ダイニングテーブルも欲しいが、取り敢えず椅子の購入が優先事項である。

職場で病気から回復した同僚が、先日レイトナイトショーの映画を観た話をしていた。話ついでに、彼氏さんが来た時は何を夕ご飯に作るのかという質問をした。色々教えてくれたうちの一つであるタコライスを今晩作ってみた。シンプルなレシピだったけれど美味しかった。Nさんがまだ京都にいる時、北山橋そばに合ったカフェでよくベジタリアンタコライスを一緒に食べに行った事を思い出した。Nさんと行ったベジタリアンの店は殆ど無くなってしまった。

明日の夜、パリで知り合ったご家族と会う事になっている。瑞麗さんは全く気が進まないので嫌がっているが、宥めて一緒に行って貰う事になった。そのご家族は明後日に池田市にある温泉旅館で1泊するそうである。大阪から20分で行ける、とおっしゃっていたけれどちょっと無理の様な気がする。

 

 

石目ガラス

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ライターのMさんが御両親と一緒に来訪された。

片付けを済ませる事が出来ず、キッチンでは洗ったお皿が片しきれず残っていた…。

お父様が玄関を入った所に入っているガラスを見て「これは石目グラスですね。」とおっしゃった。型ガラスなどを扱っていた会社に以前お勤めされていたそうである。庭に出る引き戸のガラスは「流しガラス」と言って、こちらも古いものだ、とおっしゃっていた。この石目ガラスは今はもう製造されていない。割れてしまっても替えを見つける事はかなり困難だと思われる。

お母様はとても上品な方だった。20分程度の短い来訪だったので、あまりお話しを伺えなかったが、御両親とMさんの話の掛け合いを聞いていると、楽しそうなご家庭だな、と感じた。お父様もお母様も、飾ってある花瓶やボトルなどを手に取り、興味深そうに眺めておられた。

私にご挨拶をされたい、という事と、Mさんが改修された町家について御両親にお話しされたそうで、ご興味をお持ちなのでご案内したいと申し出があったのである。お父様は、ところどころに入っている、改修前から残したり移動させたガラスを、興味深そうに見ておられた。

マウジーさんでケーキを買って来てくださり、東京からのお土産として海老煎餅とウィーン菓子のクッキーを頂戴した。ケーキを私の淹れたお茶とともに頂いた。お母様もMさんと同じく紅茶にミルクを入れておられた。

折角こちらまで来られたので大徳寺へ立ち寄ってからホテルへ戻る、と席をお立ちになられた。帰り際にお母様が、ピアノに置いてあったインベンションの楽譜に目を留め、ご自分でも弾いておられた、とおっしゃっていた。

Mさんたちが帰られてから30分後に瑞麗さんの担任の先生が来られた。特にお話しする事がなく、5分ほどで次の家へと向かわれた。話しやすい方なので良かった、と思っている。

今晩は料理通信に載っているレシピを使って料理をしてみるつもりである。

 

 

no title

旅に出ると、その時見た事や経験した事を報告したくなる。

夜、雨音を聞いている時、水が流れる音に耳を済ましている時、綺麗な景色や絵、とても惹かれるものに出逢った時もそうである。

その時々に感じた事を聞いてほしいと思うけど、そばにいないので、ここに書き連ねている。

ほぼ一方通行だけど、読んでくださっているという事だけでも嬉しい。

と思ってはいるのだけど、やっぱり聞いて欲しいし、お話しがしたいです。

Expecting visitors

今日はお休みである。

北野天満宮の市に行こうと思っていたけれど、瑞麗さんを学校に送り出した後、眠ってしまった。来月25日にもお休みを取っているので、今回は止す事にした。

昨日シフトに入ってくれた同僚が、2日間高熱で休んでいる人と、先日話した人と今日の日勤で入っている。昨日は彼女が入ってくれたおかげで、なんとかやり過ごせた(本当に色々あった)のだった。彼女も昨日の午前中の経験から危機感を覚え、私に入って欲しい、と要請された。私も午前中だけなら、と言って承諾したのだが、その話を聞いていた別の同僚に「それは無理ですよ。」と言われた。

明日から3連勤なので、今日入ると6連勤になってしまい違反になるのである。その同僚が、夕方5時から5時間勤務が入っているのだけど、昼間に学校の授業がありどちらにしろ職場の近辺でいるから、と言って、午前中だけ入ってくれる事になった。私はお返しが出来なくてとても申し訳なく思っていたけれど、その人が入ってくれる事になってほっとしたのだった。

今日はお昼過ぎにライターのMさんと御両親の来訪の予定がある。そして午後4時に瑞麗さんの担任の先生の家庭訪問がある。

これから2時間片付けに取り掛かる。

昨晩も玄米を炊いたのだが、今までで一番美味しく出来た。料理通信の最新号を読んでから、菜食料理に興味がまた出て来たので掲載されているレシピを試してみようと思っている。

r-tsushin.com

 

 

買って貰ったもの

土曜日の夜、けいぶんしゃへ4人で行った。

私は手拭いと付箋、そしてノートを買って貰った。

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瑞麗さんはとても素敵な引き出しを、中学校への入学祝いとして買って貰っていた。

自分では本を一冊購入した。

今読んでいる小説を読み終えたら読もうと思っている。

またもや鍵を抜き忘れる

今朝仕事へ行くため、玄関を出て引き戸の方に目をやったら鍵が差さっているのを見つけた。昨晩も仕出かしてしまった。

落ち込んだまま職場へ到着した。日勤には少なくとも3人入る事になっているのだが、一人急病で休みになり、2人と言う事が判明した。そんな日に限ってなぜこんな事が、と言う事が重なり目が回りそうだった。それでもバッチも無事終える事が出来た時はほっとした。

あっという間に5時間が過ぎ休憩になった。

その後の3時間はまあ平和に過ぎていった。シフト表を見て、私も今日休んだ人も明日のシフトに入っている事が分かった。その人は高熱を出しているらしく、夕勤のシフトでやって来た同僚と明日も無理そうかも、と予想していた。もう一人明日のシフトに入っている人は、何でもショートカットを取り且つ確認を取らない人なので、とても彼女のフォローをしながら自分の仕事をこなす自信がなく困り果てていた。見かねた夕勤の同僚が明日の日勤に入りましょうか、と言ってくれたので、上司にお伺いを立てたらまあ良いでしょう、と許可が出た。

心から安堵した。

 

Bluebottle

なんとなく身体がだるい。

そして背中が痛い。

風邪の前兆で無ければ良いのだけど…。明日から2連勤、そして火曜日は合唱団の練習の日である。最近は人がギリギリなため、仕事を休むと迷惑がかかるので明日の朝には回復するように色々講じようと思う。

お昼ご飯の後、お店の外へ出ると玄関に蝶がいた。打ち水の直後だったので、水を吸うために階段のようになっている石段に暫くの間佇んでいた。

女性が3人、お店に向かって上がって来た。その気配に驚いたのか、急に飛び上がり周囲をくるくると数回廻ってからどこかへ飛び去って行った。

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